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関節リウマチの原因を探る

関節リウマチの特徴的な症状は、関節の痛みと腫れです。もし関節リウマチを放置し続けたとすれば、骨の破壊/変形を生じ…最後には立ち上がる/歩行困難をも招く難病です。
しかし現代医療の進歩によって(=薬物療法)、早期発見による早期治療さえ行われば、症状を大幅に軽減することもできるようになりました。
そうはいっても関節リウマチは難病の一種であることは、疑いようのない事実です。
何故なら関節リウマチの発症原因は、未だに完全解明されてはいないからです。
そうした特定原因がわからない中、関節リウマチの発症原因の1つに、遺伝的要因がかなりの割合を含んでいることがわかっています。
家族や親族に関節リウマチを発症した人がいる場合、ある程度の確率で発症することが突き止められています。
しかし関節リウマチ=遺伝病とした場合、数万個ある遺伝子の中でたった1つの遺伝子によって発症しなければなりません(=遺伝性筋ジストロフィーなど)。しかし関節リウマチの場合、10以上の遺伝子の組み合わせによって発症することがわかっているのです。
つまり母親が関節リウマチを発症したからといって、母親の子どもが発症するとも限らないわけです。関節リウマチの遺伝性は、あくまでも確率的な可能性を示唆したものでもあります。
さらに遺伝的要因が先天的であるとすれば、後天的な要因として免疫機能の異常が、関節リウマチの発症原因の1つとして突き止められています(=血液内のリンパ球の異常によるもの)。
関節リウマチの初期症状として、両手足の関節のこわばり・痛み・腫れから始まる→その後、身体中の関節や全身の器官に痛みや疾病が広がっていきます。
つまりリンパ球が異常発生する→リンパ球が身体中を駆け巡り、サイトカインという物質と結合→各関節内に炎症反応を引き起こす→関節の内側を覆っている滑膜細胞が増殖し、関節の痛みや腫れを発症→関節液が大量に増え続け、骨を破壊し始める→骨の変形や激しい痛みを発症し続ける…~関節リウマチは悪性リンパ球が血液で体内を駆け巡ることで、身体中の節々が痛みに襲われるのです。~
上記の内容を含め、関節リウマチは自己免疫疾病であり…その原因は環境によるものが70%・遺伝によるものが30%だと考えられます。
(環境=感染症や怪我によるもの、そして妊娠や出産等々)
どちらの原因にしても、私たちが関節のこわばり・痛みを継続的に感じた場合、早急に専門医の診察を受けるべきなのは言うまでもありません。