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関節リウマチと上手に付き合おう

関節リウマチを発症…その時点で、長い付き合いになることを認識しなければなりません。そこで患者様自身のモチベーションがどのように発揮できるかによって、その後の暮らしぶりが変わってきます。落ち込み続ければ…症状も悪化し、生活も荒んでしまう/前向きに捉えれば…症状も改善し、生活も楽しくなる…
ここでは、関節リウマチと共に快適に暮らす工夫について考えてみたいと思います。

○まず何といっても、前向きな気持ちを持つ姿勢が必要です。
治まらない痛み/日常生活への支障…今まで普通にできたことができない…本当に辛いと思います。しかし、関節リウマチの現状をしっかり捉え前向きな姿勢を持つことが、必ず治療効果にも反映します。そのためには、日常生活を快適に暮らすことが重要になってきます。あまりクヨクヨ考えないようにしましょう。よく「笑いが病気を治す」といいます。笑い(=楽しむ)を心掛けてください。笑い→免疫力の増加→鎮痛効果(脳内物質の分泌)…上手に気分転換をしてください。

○栄養バランスの摂れた食事を美味しく…

カロリーバランスさえ考えれば、食事制限も必要ありません。お酒も嗜む程度であれば…。ただし合併症予防を含め、カルシウム・ビタミンD・鉄分・タンパク質等々をしっかり摂取するようにしましょう。もし食事の際、動作が不自由になるようであれば、自助具(=自助箸やスプーン)などを利用して、美味しく食事が味わえるようにしてください。食べなければ、治療に対するパワーも出ません。

○治療は根気よく頑張りましょう。
関節リウマチは、一進一退の症状です。良くなったり悪くなったり…「もう大丈夫。治った。」と思っても、数年後に再発することもあります。医師の判断の元、必ず治療(=薬物)を続けてください。勝手に止めてしまうと、以前にもまして症状が悪化する場合もあります。とにかく、治療は根気よく行ってください。

○公的福祉制度を活用しましょう…
39歳までに身体障害者手帳を取得している関節リウマチ患者様は、公的福祉制度を活用することができます。また40歳以上の関節リウマチ患者様の場合、介護保険制度が優先されます。様々な制度が適用されていますので、区市町村役所で確認することをお勧めします。また公的福祉リハビリセンターで、同じ症状で頑張っている患者様を見れば、自分自身も勇気付けられます。
関節リウマチの辛さは、自分自身しかわからないと思います。しかし生活環境を整え、前向きに暮らせば、必ず改善という結果が待っています。
関節リウマチを発症した今だからこそ、充実した日々を送っていただきたいと思います。