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関節リウマチを悪化させない…その2

前項で述べた関節リウマチに対する日常生活の注意事項の他に、私たちは何に気を付けなければならないのでしょうか。
この項では、様々な観点から考えてみたいと思います。

~食事について~
関節リウマチを悪化させないためには、日々の食事にも十分注意する必要があります。
関節リウマチにとって、摂取し過ぎてはいけない食事があります。それは、「身体を冷やす食事」「消化の悪い食事」「甘過ぎる食事」です。
・身体を冷やす食事…関節リウマチに身体を冷やす食事=大敵です。事実、身体を冷やす食事をした後、関節の痛み・腫れが強くなる傾向にあります。
・消化の悪い食事…関節リウマチの治療には、薬物治療も行われます。例えばイカ・タコのような消化の悪い食事を摂れば、胃腸の働きが鈍くなり…結果として、薬物治療の効果も減少してしまいます(=吸収率が悪くなる)。
・甘過ぎる食事…肥満です。糖分の摂り過ぎは、関節リウマチにダメージを与えます。体重が増えれば、膝・足首の関節に負荷が掛かります。つまり、関節の痛みが増幅することになります。
「病は気から」という言葉があるように、「病は胃から」という言葉もあります。関節リウマチを悪化させないためにも、胃腸の働きを維持し続けることが重要な鍵だといえます。
~健常者と同じ行動をしない~
これは、すべての人間が持っている心理かもしれません。関節リウマチがある程度改善されると、健常者と同じ行動を取ろうとする傾向にあります。しかし、この行動は大きな間違いです。つまり、改善に向かっているからこそ、健常者に合わせてはいけないのです。
「今の状態なら、これぐらいできるだろう。」…結果としてこうした行動が、関節リウマチの今後に悪影響を及ぼすことになります。
例えば「片手で重たい物を持ってしまう」…いくら関節リウマチが改善に向かっているとしても、絶対にしてはいけない行動です。もちろん、ビール瓶や1リットルジュースなども同様です。
関節リウマチの場合、痛める部分に一定の方向性があります。それは、「大きい関節より小さい関節」を痛めることです。つまり、肩関節→肘関節→手首関節→指関節…無理して片手で持てば、どうなるでしょう…。
関節リウマチが改善方向にあるとしても、片手で持つようなことは絶対にしてはいけません。物を持つ時は…片手ではなく両手…両手よりは全身…それが、関節リウマチをより改善に持っていく注意事項です。