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関節リウマチ~フットケアの重要性~

この項では、関節リウマチとフットケアについて考えてみたいと思います。

関節リウマチ患者さんにとって、看護師が行うフットケア予防は現状の足の状態を知るうえで重要な役割を担っています(=アセスメント)。

そして看護師は関節リウマチ患者さんのフットケアをすることによって、下記の5つのことをチェックします。

○裸足の足を触る…
患者さんの足の指を1本ずつ触ることによって、変形/腫瘍/水腫といった症状がないかチェックします。

○タコや潰瘍の有無をチェックする…
関節リウマチを発症したときに診られる症状として、足の変形が挙げられます。
そして変形した部分にはほとんどの場合、タコや潰瘍を発症しています。

○足の指と爪をチェックする…
通常、関節リウマチ(関節炎)の症状を緩和させるため、ステロイド/免疫抑制剤を使用します。
使用することによって自己免疫機能が低下→すると爪白癬(つめはくせん)を生じている可能性があります。
(爪白癬…爪の間に白癬菌が感染して、爪が肥厚/変色/変形する症状。)

○座位&立位の状態チェック…
座位&立位の状態チェックをすることで、足の変形を確認することができます(外反母趾や偏平足)。

○脱いだ靴/靴下のチェック…
関節リウマチを発症したことによって、皮膚病変も発症している可能性があります(靴下に出血痕)。
もちろん看護師がフットケアをしたとしても、関節リウマチが治癒するわけではありません。
しかしフットケアで関節リウマチの異常を早期発見することによって、医師はより適切な処置を行うことができるのです。