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関節リウマチと鍼灸治療

鍼灸治療は、様々な疾病に効果があると言われています。近年、ヨーロッパの医学界でも、西洋医学に鍼灸治療(=東洋医学)を取り入れようとする試みが行われています。
それは、西洋医学に鍼灸治療の核となる部分を取り入れることで、疾病の改善効果を期待しているからです。
「核となる部分」…それは自然治癒力です。
つまり、「自分自身の身体は自分で治す」という精神的な強さを持つことが(=自然治癒力)、有効な治療方法の1つとして考えられるようになったからです。
実際、数多くの疾病に鍼灸治療が行われています。そうした疾病の1つに、関節リウマチも含まれています。
関節リウマチに対する鍼灸治療は、何を主眼として行われているのでしょうか。
まずツボでいえば、膝の下(内側の骨が大きく曲がって細くなった部分)にある陰陵泉(=いんりょうせん)です。
この陰陵泉を鍼灸治療することで、自律神経(=交感神経)の活動を抑制する効果があります。するとその場で浮腫がスッと消えていき、赤みや腫れも次第に引いていきます。
さらに陰陵泉の特徴として、副腎皮質ホルモン様作用が挙げられます。つまり…抗炎症作用・免疫抑制作用→炎症を抑える効果があるのです。
鍼灸治療の場合、様々なツボに鍼灸を行うことで患部に血液が集まってきます。つまり血液が集まることで、患部を修復しようとしているのです。さらに、脳内からは痛みを抑制する物質が放出され続けます。
鍼灸治療によって痛みが治まるにつれて、次第に身体全体の緊張感が緩んできます(=リラックス効果)。つまり自律神経(=副交感神経)が優位になってくるのです。そして副交感神経が働くことで、心臓・消化器官(内蔵)・血液環境等々がスムーズに機能し始めるのです。
鍼灸治療は、疾病の根本原因を根絶するわけではありません。そして、痛みや炎症を抑制するわけでもありません。あくまでも、関節リウマチ患者様自身が持っている「自然治癒力」を高めることで、関節リウマチの症状を改善する方向へ導くだけなのです。
[身体全体の気の流れを調節=自然治癒力を高める]
東洋の神秘ともいわれる鍼灸治療…「痛さ・熱さ」もありません。
是非、鍼灸治療で自然治癒力を高めることで、関節リウマチの改善を実感してみてください。