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関節リウマチ~リウマチ体操~

関節リウマチを発症した時、心掛けなければならないことがあります。それは運動です。関節の痛みに乗じて運動(=機能回復)することを怠れば、筋肉が収縮し、動くことさえきつくなってしまうからです。
そして、そうした状態を防ぐために考案された運動があります…リウマチ体操…
リウマチ体操の基本は、関節の可動域を広げることです(=関節リウマチが悪化すると、関節の可動域が狭まります)。
もちろん、やみくもに体操をしても身体を痛めるだけです。いくつかの注意事項があるので、それをしっかり頭に入れてからリウマチ体操を行ってください。

・リウマチ体操をする前に、お風呂に入り各関節を温めてください(=関節が動かしやすくなります)。
・正しい姿勢で、リウマチ体操を行ってください(正しい姿勢=背筋を伸ばす・肩の力を抜く・お腹を引っ込める)。
・体調に合わせて、1日3回~10回程度、行ってください。

リウマチ体操は、身体の全関節を動かす体操です。無理をし過ぎて、翌日に痛みが残るようではダメですが…「もう少し動かしてみよう」という気持ちで行えば、より効果を発揮します。
では実際に、上半身・下半身のリウマチ体操を紹介します。

○上半身…(5~10秒キープ)
まず、腕を上げる運動です。「前にならへ状態」をします。そして、なるべく上に腕を上げてください。その上げた腕を身体の真横に広げてください(=ラジオ体操第1の感じです)。
次に、腕を回す運動です。まず、「小さくならへ状態」をしてください。その状態で肩関節をゆっくり前後に回してください。
続いて、手首の運動です。両手指を思い切り広げる/閉じる(=グーパー)を各3~5秒キープしながら続けてください。

○下半身…(3~5秒キープ)
下半身のリウマチ体操をする前に、まず関節がスムーズに動くかどうか確認してください。
まず、足首の運動です。両足首を真っ直ぐに伸ばします(=指先を伸ばす感覚)。そして両足首を身体の方へ引き上げてください。
次に、大腿四頭筋を鍛える運動です。膝のお皿部分を身体の方へ引き上げてください。そして、ゆっくりと膝を伸ばしていきます。
続いて、股関節の運動です。椅子・ベッドに座って、片方の足だけ軽く持ち上げ、可能な限り外側に開いてください。

上記で触れた上半身・下半身のリウマチ体操は、自宅でできるものです。さぼろうと思えば、いつでもさぼることもできます。しかし、さぼり続けた結果、自分自身の身体にどんな症状が起こってしまうのか…想像するに耐えません。
関節リウマチを発症してしまったみなさん…そうならないためにも、体調を考えながら、リウマチ体操を毎日行ってください。