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関節リウマチの診断基準について

関節リウマチは細菌・ウィルス等々の感染症・女性ホルモンのバランス(妊娠-出産)・過労やストレス等々によって、自分自身の身体の一部(=リンパ球)が、身体のあらゆる部分を攻撃し続ける自己免疫疾病だと考えられています。
そして、このように様々な要因が考えられるように、関節リウマチを発症する場合、ある特定要因ではなく様々な要因(環境)が重なり合うことで発症します。
もちろん関節リウマチを発症したとしても、早期発見→早期治療さえできれば、現状以上の疾病の進行をくい止めることができます(=完治する可能性もあります)。
しかし関節リウマチの場合、厄介な問題を抱えているのも事実です。それは初期症状に対する判断基準が、非常に曖昧だからです。
例えば「痛風」の場合、尿酸値=7.0mg/dl以上であれば「いつ痛風を発症してもおかしくない。」という明確な判断基準があります。
(痛風=尿酸が体内に蓄積することで、脚の親指周辺に激痛を伴う関節炎)
それは…医師が患者の症状を、正確に把握することにも繋がります。
ここに関節リウマチ対策として、「7つの診断基準項目」があります。明確な判断基準とまでいきませんが、ある程度の確率で関節リウマチと判断することができます。

1.朝目覚めた時、身体のこわばりが1時間以上続く。
2.身体に3ヵ所以上、関節が腫れている部分がある。
3.手の関節が腫れている(=手関節・中手指節関節・近位指節関節)。
4.左右対称で関節の腫れがある(例えば両膝・両肘など)。
5.手のレントゲン写真を撮った時、関節に異常が見られる。
6.皮下結節(リウマトイド結節)がある。
 (皮下結節=後頭部やお尻といった皮膚の下に骨があり、外部から圧迫されやすい部分に
 コブシのようなしこりができます。そのコブシを皮下結節と呼びます。皮下結節には、
 痛みも痒みもありませんが…関節リウマチ患者の約20%が、この症状を発症しています。)
7.血液検査でリウマトイド因子が見つかる。
 (関節リウマチ患者の80~90%が、リウマトイド因子=陽性を示します。)

この7つの診断基準項目のうち、1つでも自覚症状があれば早急に専門医の診察を仰ぐ必要性があると思います(=疑いがあれば、すぐに行動すべきです)。
何故なら、それが早期発見-早期治療に繋がるからです。
私たちがしなければならない関節リウマチ対策…7つの診断基準のみならず、普段からセルフチェックを心掛ける…それが、関節リウマチを早期に撃退できる方法なのです。